ホンダ24年ぶりダカール参戦 二輪部門でワークスチーム結成

[ 2012年7月2日 21:18 ]

ホンダのダカールラリー参戦マシンのイメージスケッチ

 ホンダは2日、世界一過酷ともいわれるダカール・ラリーの二輪車部門に、24年ぶりに復帰すると発表した。南米ではホンダのオフロード用バイクの人気が高まっており、参戦でさらなるイメージアップを図る狙いだ。

 自社の車両を使うワークスチームを結成して、来年1月に南米で開かれる大会に挑む。ペルーのリマからチリのサンティアゴまで約8千キロの走破を目指す。

 マシンは海外のレースで愛好されている排気量450CCの「CRF450X」をベースに、耐久力に優れた車体を開発・製作する。

 ホンダは1981年から89年まで、当時「パリ・ダカ」と呼ばれ、パリから西アフリカ・セネガルの首都ダカールまでを走ったレースに参戦し、5回優勝した。好成績が続いていたが、開発上の目的を達成したとの理由で撤退した。

 ダカール・ラリーは2009年から南米に舞台を移して開かれている。

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2012年7月2日のニュース