12月に24年ぶり東京でモーターショー開催

[ 2011年11月4日 18:06 ]

 日本自動車工業会(自工会)は4日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で12月2日~11日に開く「第42回東京モーターショー」の概要を発表した。千葉市の幕張メッセからビッグサイトに会場が移り、24年ぶりの東京開催となる。

 目標入場者数は、2年前の前回(約61万4千人)を上回る80万人。世界13の国・地域から171の企業や団体が参加し、環境や安全といった先端技術を発信する。

 開催テーマは「世界はクルマで変えられる。」で、11月30日から報道陣に公開され、一般公開は12月3日から。全体の出展台数は二輪車、トラック、バスを含めて398台で、52台が世界初出展。

 新興国のモーターショーが脚光を浴びる中、東京モーターショーの地盤沈下を懸念する声も。自工会の志賀俊之会長(日産自動車最高執行責任者)は「自動車メーカーの技術をしっかりアピールする、世界一のテクノロジーショーを目指す」と述べた。

 入場料は当日券の一般が1500円、高校生は500円、中学生以下は無料。平日、土曜日は開場時間を午後8時までと2時間延ばし、午後6時以降に入場できるナイター券(一般500円、高校生200円)も用意した。問い合わせは東京モーターショー東京ビッグサイト事務局、03(5530)1315。

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2011年11月4日のニュース