


2011年3月11日の東日本大震災でライフラインが寸断された際、ウォーターサーバーを使っていた世帯では「あって良かった」という声が多数あったそうです。
これは普段使っているウォーターサーバーのお水が備蓄水としてそのまま使用できたから。震災以降、ウォーターサーバーの家庭への普及はかなり進みました。災害対策アイテムとしての期待が高まった証拠ですね。
災害時に備えておくべきものとしてまず挙げられるのがお水です。消防庁の災害マニュアルによると、必要とされるお水は1人あたり1日3リットル。最低3日分は用意しておくべきとされていますので合計9リットル、家族3人分では27リットルにもなります。
ペットボトルでこの量を備蓄しようとすればかなりの本数になってしまいますが、ウォーターサーバーであれば保管するのもらくですし、買いに行く手間もありません。また定期的に届くので、賞味期限を気にすることなくいつでも新鮮なお水がストックしておけるというメリットもあります。
このようにいざというときに役立つウォーターサーバーですが、どれでもいいというわけではありません。ウォーターサーバーの中でも災害に強いサーバーがあるんです。そんな災害時に最適なおすすめのウォーターサーバーをご紹介します。
災害時に最適なウォーターサーバーの選び方
容量が少ないもの
ウォーターサーバーのお水の賞味期限は開封前で半年~1年ほど。開封後サーバーにセットした状態では2週間ほどになりますが、常温では1日程度しかありません。これはサーバーにセットし、一定の温度に保つことで雑菌の発生をおさえているため。
もし停電してしまったら早く飲み切らなければいけませんので、容量の少ないものをこまめにあけるほうが衛生的といえます。また自宅から避難しなければいけない場合でも少量であれば持っていきやすいですよね。少量だと不安、という方は毎回少し多めに注文しておくといいでしょう。
停電時でも使えるサーバー
先にお話ししたように、電気が通っていない状態ではサーバーを使えても賞味期限の面では少し心配。ですが体を拭いたり、トイレに使ったりと飲む以外でもいろいろな面でお水は必要になってきます。ですので停電でも給水できるサーバーのほうがベターでしょう。
プッシュボタン式のサーバーは完全に使えなくなってしまうので、コック式のものなどを選ぶといいですね。また水を下からくみ上げるタイプも電気を必要としますので、こちらも避けたほうがいいでしょう。
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プレミアムウォーター
非加熱処理にこだわった天然水が楽しめるプレミアムウォーター。種類豊富なサーバーはcado×PREMIUM WATER ウォーターサーバー以外であれば停電時も使えます。お水のボトルは基本が12リットルですが、プレミアム3年パックなら7リットルも選択可能になります。
またオプションでサーバーが無くてもお水が注げる「常温キット」がありますので、万が一に備えて用意しておくと便利です。



配送地域 | 全国 |
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配送システム | 定期配送(宅配便) |
ボトルの種類 | 1,520円~/12L 1,640円/7L |
ノルマ | 2本/月 |
月額費用 | 4,180円~ |
※月額費用は水の値段(24L換算)、レンタル料、電気代を合計したものです。メンテナンス料金は含まれていません。
※価格は税抜きです。
フレシャス
3種類から選べるフレシャスの天然水は一般的な12リットルと比べ7.2リットルと少量なので、こまめに使えます。重さも軽いので、持ち運びにも便利ですね。デザインのおしゃれなDewoやSlatは残念ながら電気がないと使えませんが、サイフォンプラスであれば停電時もお水を使えます。



配送地域 | 全国(沖縄、離島をのぞく) |
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配送システム | 定期配送(宅配便) |
ボトルの種類 | 【フレシャス富士】 1,506円/9.3L 1,155円/7.2L 925円/4.7L 【フレシャス木曾】 1,170円/7.2L 【フレシャス朝霧高原】 1,140円/7.2L |
ノルマ | Slat=9.3L×1箱(2本)/月 dewo、サイフォンプラス=7.2L×1箱(4パック)/月 dewo mini=4.7L×1箱(4パック)/月 |
月額費用 | 4,670円~ |
※月額費用は水の値段(24L換算)、レンタル料、電気代を合計したものです。メンテナンス料金は含まれていません。
※価格は税抜きです。
アルピナウォーター
ピュアウォーターに限りなく近いRO水を提供するアルピナウォーターでは、8リットルの少量サイズが選べます。ボトルタイプなので、サーバーにセットせずに使う場合でも注ぎやすくて便利。サーバーもコックをひねるシンプルなタイプで、停電時でももちろん使用可能です。必要な分を都度注文するシステムなので、ボトルを切らさないように注文しておくといいですね。



配送地域 | 全国※沖縄を除く |
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配送システム | 都度配送(自社配送) ※地域により宅配便 |
ボトルの種類 | 780円/7.6L 1,050円/12L 1,640円/18.9L |
ノルマ | なし ※注文単位は3本~ |
月額費用 | 3,472円~ |
※月額費用は水の値段(24L換算)、レンタル料、電気代を合計したものです。メンテナンス料金は含まれていません。
※価格は税抜きです。
クリクラ
RO水が飲めるクリクラのサーバーは停電時でもつかえるコック式タイプ。クリーンルームなどでも使われるHEPAフィルターを使用し、ゴミや粉じんを通さないよう工夫されています。電気が通っていない状態でも衛生的に使えそうですね。お水のボトルは12リットルの他8リットルも選べるので、持ち出すこともお考えの方は少量を選ぶと良いでしょう。取っ手付きでサーバーへの取り付けや持ち運びにも便利です。



配送地域 | 全国 ※沖縄を除く |
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配送システム | 定期配送(自社配送) |
ボトルの種類 | 1,352円/12L 824円/6L |
ノルマ | なし ※3カ月合計6本 |
月額費用 | 3,878円~ |
※月額費用は水の値段(24L換算)、レンタル料、電気代を合計したものです。メンテナンス料金は含まれていません。
※価格は税抜きです。
アクアクララ
RO水にミネラルを添加した、デザインウォーターを提供するアクアクララ。ボトルは12リットルと7リットルの少量ボトルがあります。こちらも便利な取っ手付きです。サーバーは2種類ありますが、おすすめはアクアスリム。コック式なので停電時も安心です。
アクアクララは独自の配送システムをもっており、災害時でも安定したお水の供給をできるのが強み。いざというときに心強いメーカーです。なおアクアクララは無料お試しを実施していますので、まずは試してみたいという方にもぴったりです。



配送地域 | 全国 ※沖縄をのぞく |
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配送システム | 都度配送(自社配送) |
ボトルの種類 | 1,200円/12L900円/7L |
ノルマ | なし |
月額費用 | 4,100円~ |
※月額費用は水の値段(24L換算)、レンタル料、電気代を合計したものです。メンテナンス料金は含まれていません。
※価格は税抜きです。
アクアセレクト
水質日本一の宮川のお水を提供するアクアセレクトのサーバーは2種類。どちらも停電時でも使えます。お水のサイズはサーバーによって8リットルのウォーターパックと11.35リットルのボトルが選べますが、11.35リットルの場合は手で簡単にキャップを開けられるんです。これならサーバーに取り付けず使用することも可能なので、転倒などでサーバーが故障した場合にも便利です。キャップは再度ふたをすることもできます。



配送地域 | 全国 |
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配送システム | 定期配送(自社配送) |
ボトルの種類 | 約1,343円/11.35L 1,223円/8L |
ノルマ | アクアセレクトライフ=3パック ツーウェイサーバー=2本 |
月額費用 | 3,582円~ |
※月額費用は水の値段(24L換算)、レンタル料、電気代を合計したものです。メンテナンス料金は含まれていません。
※価格は税抜きです。
富士桜命水
バナジウム豊富な富士山の天然水を楽しめる富士桜命水。災害時に役立つポイントはお水のパックに給水コックがついていること。サーバーはプッシュボタン式なので停電時は使えませんが、これならサーバーなしでもお水が注ぎやすいので不便は感じないでしょう。富士桜命水にも無料お試しがありますので、申し込む前に使い勝手を確かめられますね。
関連記事:使って安心!無料お試しができるウォーターサーバー4選


配送地域 | 全国 ※離島をのぞく |
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配送システム | 定期配送(宅配便) |
ボトルの種類 | 1,550円/11.5L1,350円/9L |
ノルマ | 2本~ |
月額費用 | 4,683円~ |
※月額費用は水の値段(24L換算)、レンタル料、電気代を合計したものです。メンテナンス料金は含まれていません。
※価格は税抜きです。
まとめ
以上、災害時に最適なウォーターサーバーをご紹介しました。 選ぶポイントとしては
- 容量の少ないもの
- 停電でも使えるもの
になります。
災害はいつ起こるかわかりませんから、普段から意識しておきたいものですよね。ウォーターサーバーがあれば日常生活を送るだけで万が一の備えになります。ぜひ防災の第一歩として取り入れてみてはいかがでしょうか。