「VIOの自己処理は難しい…」そう感じる方も少なくないでしょう。デリケートゾーンの自己処理は肌トラブルを起こしやすいので、正しくおこなう必要があります。
この記事では、VIOそれぞれのパーツの自己処理方法について解説します。
ただし、VIOは自分でお手入れするより、脱毛サロンや医療脱毛クリニックで脱毛した方が多くのメリットがあります。
この記事では、普段の自己処理方法に加え、クリニックやサロンに通っている人向けに前日の処理方法もご紹介します!

アンダーヘアのお手入れで自己処理をするにはリスクがある
デリケートゾーンのムダ毛(アンダーヘア)を自己処理することは可能です。
自宅で好きな時間にお手入れできる気軽さがあるので、実際に自己処理している方も多いと思います。
特にカミソリや毛抜きなどは安価なので、お金をかけずにお手入れできるのもうれしいポイント。
とはいえ、アンダーヘア付近はデリケートで皮膚が薄いため肌トラブルを起こしやすく、あまり自己処理はおすすめできないのが正直なところです。
アンダーヘアの自己処理するときに起こりがちな肌トラブル

上記で説明した通り、VIOの皮膚はデリケートで薄いです。粘膜に近いうえに自分でも確認しづらく、無理に自己処理をして肌を傷つけると細菌が入り、炎症を起こす可能性があります。
また、VIOに限らず、自己処理を頻繁におこなうと色素沈着の原因にも。
剃った後のかゆみやチクチク感など、不快感が残る点もデメリットでしょう。VIOの自己処理にはこのようにリスクがあるため、正しい方法でおこない、自己処理後のケアも忘れないようにしてくださいね。
アンダーヘアの自己処理をするなら電気シェーバーを使用する
ムダ毛の自己処理は、主に以下の方法があります。それぞれ特徴を解説します。
- アンダーヘア用のコーム
- 電気シェーバー
- カミソリ
- 毛抜き
- ブラジリアンワックス
- 除毛クリーム
- ハサミ
- 家庭用脱毛器
アンダーヘア用のコーム
アンダーヘア用のコームは、デリケートゾーンのムダ毛ケアに特化したアイテムです。VラインやIラインのみという商品もありますが、刃がついていて櫛で梳かすように毛量が減らせるなど使い勝手がいいのが魅力です。ドラッグストアでも購入でき、かつお手頃価格で肌に触れないため自己処理の影響が少ない点も見逃せません。
まずは毛量を減らしたい、何からすればいいのかわからないという人には、始めやすくて使いやすいのでおすすめです。
電気シェーバー
アンダーヘアの自己処理には、一度に広範囲のムダ毛を処理できる電気シェーバーが最適です。さらに、肌ガードがついている商品なら肌ダメージを防げて、見えにくいIライン、Oラインの処理も安心です。
カミソリ
カミソリは毛だけではなく肌の角質まで取り除いてしまうため、乾燥や肌荒れの原因になるためおすすめできません。自宅にあって、すぐに使えるからとカミソリを選びがちな人も多いはず。その場ではスッキリ見えますが、肌への刺激が強いと黒ずみにもつながりかねないため、なるべく避けましょう。
毛抜き、ブラジリアンワックス
毛抜きやブラジリアンワックスも、毛穴や肌への負担が大きいです。さらに、VIO脱毛を考えている場合は、毛周期が乱れてしまう場合が。
さらに、埋没毛の可能性もあります。直後はツルツルになるため、剃ったり切ったりするアイテムよりも魅力的に感じるかもしれませんが、おすすめできません。
除毛クリーム
除毛クリームは刺激のある薬剤を使用しているため、基本的にデリケートなVIOには使用できません。
ハサミ
毛抜きや除毛クリームによる処理の場合、下処理として全体の毛量を減らすために、ハサミを使うことがあります。全体の毛量を減らすために使用するもので、刃先が細いタイプだと小回りが利くのでおすすめです。
ハサミでカットしたあとのチクチク感が気になる場合は、ハサミの代わりにヒートカッターを使用すると良いでしょう。ヒートカッターは熱線で毛を焼き切るため、毛先が溶けて丸くなり、チクチクしにくいメリットがあります。
また、保湿クリームの使用も大切です。自己処理後の肌はダメージを受けているため、肌荒れが起こらないようにケアしましょう。
家庭用脱毛器
家庭用脱毛器は、IラインやOラインに使用できないものがあります。もし使用したい場合は、使用可能範囲を確認して使うのがおすすめ。自宅で人に見られずムダ毛ケアできるため、セルフでアンダーヘアのお手入れをしたい人にはおすすめの自己処理方法です。
アンダーヘアが長いと、照射時に火傷の危険性があるため、ハサミや電気シェーバーなどでしっかりと短くしてから使用してくださいね。
アンダーヘアをお手入れするときは、肌に負担をかけないものを使うようにしましょう!毛量を減らすのも、長さを整えるのも、同様です。デリケートな部分なので、専用のアイテムを使ったり、無理に行わないようにしてください。
脱毛前日!自己処理する場合はどこまで剃ればよい?
ここからは、脱毛に通っている人や、自分でお手入れしたい人に向けて自己処理方法をご紹介します。VIOを自己処理する場合は、事前準備として、人肌より熱いくらいのホットタオルを準備しましょう。自己処理する部位にあてて温めることで、毛を柔らかくし、シェービングによる肌のダメージ、刺激を和らげることができます。
また、一般的にはVライン→Iライン→Oラインの順に毛を剃っていきます。以下、各部位の自己処理方法を解説します。
クリニックやサロンに通っている場合、長さは2ミリ以下を意識しましょう!無理に剃る必要はありません。
Vラインの自己処理
Vラインの自己処理をおこなうときは、股関節の近くまで処理できるように、安定した場所に座りましょう。
まずは、ハサミやヒートカッターで毛をカットします。Vライン全体をツルツルにする場合、1~1.5cm残してハサミでカットします。デザインを決めて一部残す場合、残す部分は1.5~2cm残してヒートカッターでカットするのがおすすめです。ヒートカッターはチクチク防止になるので、一部残す方に最適です。
もし毛が縮れていてカットしにくい場合は、皮膚を上に引っ張りながらカットしましょう。
次に、毛をなくす部分を電気シェーバーで剃ります。肌の曲線、毛の流れに沿って丁寧に剃ることを意識します。一部残す場合は、左右対称になるように気を付けましょう。
剃り終わったら、保湿クリームでしっかり保湿して終了です。
Iラインの自己処理
Iラインの自己処理をおこなうときは、前に鏡を立てて座ります。
まずは、ハサミやヒートカッターで毛をカットします。粘膜に当てないように注意しましょう。
次に、毛をなくす部分を電気シェーバーで剃ります。剃りにくい場合は、皮膚を引っ張りながらだと剃りやすいです。粘膜に近くてデリケートな部位なので、やさしく剃ることを意識しましょう。
最後に保湿クリームでしっかり保湿することも大切です。
Oラインの自己処理
Oラインは下に鏡を置き、鏡をまたいで座るか、椅子に鏡を置いて椅子に足をかけると処理しやすいです。
肌の凸凹をなくすように肌を引っ張りながら、電気シェーバーで丁寧に剃ります。剃り終わったら、Vライン、Iライン同様、しっかり保湿をしましょう。
このようにVIOの自己処理は可能ですが、とてもデリケートでリスクがあるため、やはりおすすめはできません。
アンダーヘアのお手入れは脱毛サロンや医療脱毛クリニックがおすすめ!

アンダーヘアは自己処理することも可能ですが、脱毛サロンや医療脱毛クリニックで脱毛することがおすすめです。

脱毛NAVIで行ったアンケートによると、アンダーヘアのお手入れをしている306名のうち約3割が脱毛を行っていました。多いとは言えませんが、思っていたよりもみんなやっているんだな、と思いませんか?
次は、そんなVIO脱毛のメリットについて、それぞれ詳しく解説します。
自己処理が原因の肌トラブルを軽減できる
自己処理を頻繁におこなうと、色素沈着や埋没毛など、さまざまな肌トラブルを引き起こす可能性があります。
VIO脱毛をして自己処理の頻度を減らすことで、その分肌トラブルが軽減できるのはうれしいメリットです。
自己処理の手間がなくなる
VIOに限らずですが、ムダ毛の自己処理は長い時間を費やします。次の日大事な予定があるときや当日出かける前に、ムダ毛の自己処理に時間をかけている方も多いと思います。
VIO脱毛をすると徐々にムダ毛が減っていくため、自己処理の時間を減らすことができます。
デリケートゾーンが清潔に保てる
デリケートゾーンは、常にショーツやボトムスで覆われていることもあり、毛が生えているとムレの原因になります。特に気になる生理中の匂いやかゆみなどは、ムレが原因であることが多いです。
VIO脱毛をして毛が少なくなることで、通気性が高くなり、細菌の繁殖を抑えることができ、これによってムレ、匂いの軽減になります。
生理中のデリケートゾーンの不快感が気になっている方にもおすすめです。

VIOの自己処理はお肌を守って丁寧に!
VIOは自己処理も可能ですが、手間がかかるうえに、肌への負担が大きいといったデメリットがあります。
自宅で処理する場合は、お肌を傷つけないよう注意し、丁寧に行うようにしてくださいね。また、自己処理に使うアイテムも要注意。お肌を傷つけたり、肌トラブルを引き起こしかねないものは避けましょう。
もしVIOの自己処理が手間なら、サロンやクリニックでVIO脱毛をすれば、手間を軽減して肌トラブルが防げるだけではなく、デリケートゾーンを清潔に保つことができます。
VIOのムダ毛が気になるなら、肌に負担がかかる自己処理だけでなく、サロンやクリニックでのVIO脱毛もぜひ検討してみてください。