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【GLEAT】中嶋勝彦 船木誠勝を締め落として初防衛!試合後に共闘熱望、船木「力の限り後押しします」

[ 2024年10月6日 22:48 ]

初防衛に成功した中嶋勝彦(撮影・酒井卓也)
Photo By スポニチ

 GLEATは6日、「GLEAT VER.MEGA in OSAKA」(エディオンアリーナ大阪・第1競技場)を開催。メインイベントのLIDET UWF世界王者の中嶋勝彦が、初防衛戦で船木誠勝を迎え撃った。最後は中嶋が船木を締め落として防衛に成功した。

今年7月1日に第3代LIDET UWF王者となった中嶋。8月の後楽園大会に船木が登場して「中嶋選手、気になったんで見に来ました。闘魂スタイルそれでいいんですか?LIDET UWFこんなもんですか?がっかりしました」というコメントからタイトルマッチが決定した。

 前哨戦となった9月29日の名古屋大会では船木が中嶋を絞め落とした。試合直後には船木がペットボトルの水を中嶋にかけた。

 挑戦者の船木はUWF時代のテーマとともに、その当時を彷彿とさせる赤のハチマキを巻いて、緑のレガースと緑のパンツ姿で入場した。

 試合は緊張感のある展開が続く中で5分経過。その後、足関節技の攻防で船木がアンクルロックを決めると中嶋のエスケープを誘ってポイントを先取。さらにコーナー際で張り手の連打からヒザ蹴りの連発でダウンを奪った。

 2点差となった中嶋はジャーマンやノーザンライトボムを狙った。しかし船木は切り返してチキンウイングフェイスロックを狙うと、中嶋はそのままバックドロップで投げてダウンを奪い、さらに掌底の応酬の中で船木のミドルキックを掴んで、カウンター掌底で同点に。しかし直後に船木が回転式袈裟斬りでポイントを奪い返す。

 その後、中嶋はフルスイングの掌底で同点にすると最後はチキンウイングフェースロックからスリーパーに移行。そのまま前哨戦の借りを返すように締め落として防衛に成功した。

 試合後に中嶋は「船木さん、俺と一緒に戦ってくれませんか?」と共闘を熱望。「新しいLIDET UWFという船木戦で燃えたこの火を俺はもっと燃やしていきたい。あなたと一緒ならプロレスの地形を変えられるかもしれない。ぜひ俺と戦ってくれ」とつづけて、握手を求めた。

 すると、船木は気持ちに応えてガッチリ握手して「自分も力の限り後押しします」と約束した。

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