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“平成のテロリスト”村上和成がレジェンド初防衛戦へ護摩祈願「船木しばき倒す」

[ 2024年9月11日 17:16 ]

26日のストロングスタイルプロレス後楽園大会でレジェンド王者の村上(中央)は護摩祈願で初防衛を祈った
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 “平成のテロリスト”村上和成(50)は11日、江東区の深川不動堂で、26日のストロングスタイルプロレス後楽園大会で行われるレジェンド王座の初防衛へ護摩祈願した。

 深川不動堂とは20年来、節分の豆まきなどで関わりが深いという。その関係で今回、ベルトを護摩の炎で清めてもらった。“平成のテロリスト”は「ここにくると心が清められ、落ち着く。気持ちがいい。それにベルトを持ってこれたのは重たいかな。王者として責任感を感じる」と珍しく殊勝な言葉が口を突く。

 燃え上がった炎の前では「いろいろ考えることがあった。自分の弱いところと強いところについて向き合えた。それが欲というもので天敵が出てきた。そういうものは自分には必要ない。かみしめながら戦うのみ。欲が取れた」と26日の船木誠勝(55)との初防衛戦へ王者として意識が変わったという。「(ベルトを)守りたいは必要ではない。守りたいということが最近よぎることがあったがいらない。(護摩祈願は)凄く良かった」とうなずいた。

 挑戦者に指名した船木とは2006年に一度対戦が決定し、人間関係などのもつれで結局、試合が流れてしまった経緯がある。過去の因縁を精算することに「18年前になくなったカード。自分の中ではいままで以上に腹をすえないといけない相手。特別な相手で初のシングル、初防衛と船木さんには失礼のないようにボコボコにしばき倒します」と最後は“平成のテロリスト”らしくニヤリと笑っていた。

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