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初代タイガーマスクが"虎ハンター"小林邦昭さんを追悼「青春を共有した戦友。最高のライバル」

[ 2024年9月10日 16:44 ]

小林邦昭さん(1997年撮影)
Photo By スポニチ

 新日本プロレスは10日、公式サイトで、"虎ハンター"の異名で活躍した小林邦昭さんが9日に死去したと発表した。68歳だった。

 小林さんは1972年(昭47)に新日本プロレスへ入門し、73年にデビュー。メキシコ修行を経て82年10月に赤いパンタロンコスチュームで凱旋帰国し、当時絶大な人気を誇っていた初代タイガーマスクと抗争を繰り返して"虎ハンター"として注目されるようになった。

 小林さんと死闘を繰り広げた初代タイガーマスクの佐山サトルが所属のストロングスタイルプロレスを通じコメントを発表した。

 以下はコメントの全文(原文まま)。
 今朝、電話が鳴り響いた時、嫌な予感がしました。体調が悪い悪いのは、二週間前の電話の声で、わかっていました。その時、「俺達、良い試合をしたなあ」と言うので、タイガーマスクでの試合の事かなと思い、私はその気で思い出を話すと、何と、小林さんは若手時代の事を淡々と意味深げに話すのです。

 五分位で疲れたトーンになって来たので、「元気になってメシ行こう!」「それじゃ元気で!」「元気で!」と言い合って電話を切りました。

 3日前掛けた電話の返信がなく、心配をしていたところへ、四代目からの電話です。私は体が沈み込むのが分かりました。

 青春を共有した戦友。最高のライバル。思い出は沢山沢山あります。小林さん有難う御座いました。

 初代タイガーマスク 佐山サトル

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