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高山善廣 7年4カ月ぶりに“奇跡の生還” リング上で「ノーフィアー」鈴木みのると涙の抱擁

[ 2024年9月4日 04:00 ]

盟友の鈴木みのると涙の抱擁を交わす高山善廣
Photo By スポニチ

 2017年5月4日、試合中のアクシデントで負傷し、入院先で頸髄(けいずい)損傷および変形性頸椎症でリハビリ中だった高山善廣(57)が3日、東京・後楽園ホールで開催された支援イベントで“奇跡の生還”を果たした。メイン終了後に入場曲が流れると、車いすに乗った高山が登場。高山コールに導かれ7年4カ月ぶりにリングに上がった。

 一時は首から下がまひする危険な状況だったが少しずつ回復。盟友の鈴木みのると涙の抱擁を交わし、リング上で「みんなどうもありがとう。いくぞ、ノーフィアー」とメッセージを残した。高山は「立ち上がりたかったけど、まだ無理だった。それが悔しかった。ただ、皆さんの前であいさつできたことはうれしかった」とコメントした。

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