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朝倉未来、引退表明 今後は「サポートや格闘技界に貢献していけたら」 平本蓮に衝撃1RTKO負け一夜

[ 2024年7月29日 10:45 ]

<超RIZIN3>平本の右フックを食らう朝倉(左)(撮影・島崎忠彦)
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 格闘家の朝倉未来(31=JTT)が29日、自身のSNSを通じ「自分が戦うのは一旦終わり」と引退を表明した。前日開催された格闘技イベント「超RIZIN3」(さいたまスーパーアリーナ)メインイベントのフェザー級ワンマッチで、平本蓮(剛毅會)に1RTKO負けしてから一夜。2012年にMMAデビューしてから12年の思いを振り返った。

 衝撃の1R138秒決着。序盤は様子を見合った両者だったが、平本の踏み込みの左フックを被弾。その後も連発パンチでダウン。さらにパウンド被弾してTKOを喫した。

 試合後は座りながらぼう然の表情。裂傷した唇の治療を受けた後は、バックステージ会見を欠席し、去就を明言せずに帰宅していた。

 一夜明けたこの日、「沢山の応援ありがとうございました 4万人の景色見れて良かった!」と、多くの声援に感謝。

 続けて「格闘技が好きなので練習は続けるし、色んな選手のサポートをしたり、格闘技界に貢献していけたらと思う」とした上で「自分が戦うのは一旦終わりにします」と宣言。「19歳から地下格闘技でデビューして32歳まで色んな体験をさせてもらいました 格闘技が人生だったと思う ありがとうございました」と振り返った。

 未来は今回の対戦が決定した際、「もし万が一平本に負けたら格闘技人生を引退します」と試合前の時点で引退を懸けると宣言していた。

 ◇朝倉未来(あさくら・みくる)1992年7月15日生まれ、愛知県出身。2012年にMMAデビューし、13年から弟・朝倉海とともにTHE OUTSIDERへ参戦。史上初の二階級制覇を果たした。17年にはROAD FCへ参戦し、翌18年8月からRIZINに初参戦。22年9月には、日本人2人目となるフロイド・メイウェザーと対戦し、世界中にその存在を知らしめた。1分間ルールの格闘技大会「BreakingDown」を立ち上げたほか、アパレルブランドや不動産投資、ジュエリーブランド、宅配冷凍弁当、育毛剤など、15以上の事業を手掛け実業家として「年商約30億円」だと明かしている。YouTuberとしてもメーンチャンネルは登録者数300万人超え。多大な影響力で格闘技界に新たな風を吹き込んだ。

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