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ボクシング中谷の衝撃KO劇に村野会長も賛辞 「最後きっちり締められし自信になったのでは」

[ 2023年5月21日 21:28 ]

試合後、笑顔でポーズを決める中谷(撮影・杉浦 大介通信員)
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 プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王座決定戦が20日(日本時間21日)、米ラスベガスのMGMグランド・ガーデンアリーナで行われ、同級1位の中谷潤人(25=M・T)が同級2位のアンドルー・モロニー(32=オーストラリア)を12回KOで下し世界2階級制覇を成し遂げた。

 最終12回にカウンターの左フックで試合を決めた中谷に、所属ジムの村野健会長は「本人からも話がありましたが、しっかりしたダウン3回の中の最後の一発が失神させるっていうKOだったので、今後も引き続き防衛戦だったり統一戦だったりを同じようなファイトをやってくれることがおおいに期待できるかなと思います」と賛辞を贈った。

 長い距離、接近戦の両方で完璧な試合運びを見せた中谷に「本人は謙遜していましたけど、長いラウンドにはなりましたけど、最後きっちり締められたので、また自信にもなったでしょうし、経験値が増えたと思います。また皆さんには楽しみにしていただければなと思います」と話した。

 中谷は次戦も米国での試合を望んでいるといい「日本でもジムがあるんで、トレーニングをしますけど、アメリカの比重を多くして、両方でトレーニングを積みながら、試合の日に一番いい環境をつくれるようにしていきたいなと思います」と明かした。

 今後は田中恒成(27=畑中)との指名試合の可能性もあるが村野会長は「一応、決定戦だとランキング1位の選手だから、1位とやらなきゃいけないだろうから、そういうことであれば今のランキング1位の選手とやる可能性が高いのかなと思います。まだなんとも言えないです」とした。 

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