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銀次朗 無効試合バラダレスと4・16再戦へ始動!「早く決着つけたい」

[ 2023年2月3日 04:30 ]

体を動かす重岡銀次朗(撮影・小海途良幹)
Photo By スポニチ

 プロボクシングIBF世界ミニマム級5位の重岡銀次朗(23=ワタナベ)が2日、都内の所属ジムで練習を再開した。1月6日の世界初挑戦(大阪)は3回のバッティングでIBF同級王者ダニエル・バラダレス(28=メキシコ)が続行不可能を訴え、無念の無効試合に。故郷の熊本で約2週間リフレッシュし「リングに上がって勝てなかったのは初めて。この悔しさを忘れてはいけない」と映像を何度も見返していると明かした。

 興行を主催した元3階級制覇王者の亀田興毅氏によると、IBFには日本ボクシングコミッション(JBC)を通じて再戦要求と試合の検証結果を提出。王者陣営とは再戦で基本合意しており、会場として4月16日の代々木第2体育館も用意した。亀田氏は「近々、IBFから回答が届くと思う」と見通しを示し、重岡は「決まることを願っている。1回から前に出て、殴り合って早く決着をつけたい」と意気込んだ。

 《亀田氏複数世界戦を》亀田氏は4月16日に複数の世界戦を計画していることを明かした。自身がプロデュースする興行「3150FIGHT」の東京開催は初めてで「重岡の再戦以外の世界戦も入ってくる」と話した。2季目となる「3150FIGHT」は4月の後8月と来年1月の開催を予定。来年1月は「関東圏で、アリーナクラスでできれば」との構想も口にした。

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