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蝶野 “盟友”武藤引退表明に「本人の決断だから自分も何らかの形で応援したい」

[ 2022年6月13日 05:31 ]

サイバーファイトフェスティバル2022 ( 2022年6月12日    さいたまスーパーアリーナ )

武藤敬司(左)と蝶野正洋
Photo By スポニチ

 「闘魂三銃士」の一人として90年代のプロレス黄金期を支えたプロレスリング・ノアの武藤敬司(59)が来春までに引退することをリング上で発表した。痛めていた股関節の状態が思わしくなく断腸の思いで引き際を決断。引退までのスケジュールは今後決めることになるが数々の修羅場を乗り越えたレジェンドも度重なるケガには勝てなかった。

 武藤と同じ「闘魂三銃士」と呼ばれ同期の蝶野正洋(58)は「引退後のことも考えての決断だと思う」とし「本人の決断だから自分も何らかの形で応援したい」とコメントした。

 武藤と同期の蝶野は「同期の中でも年齢が近くて、いろいろ縁がある関係だった」と振り返った。武藤の妻は蝶野の中学校の同級生で「武藤さんの奥さんは自分の同級生。闘魂三銃士の中で橋本真也は信用できないから、武藤さんに紹介した(笑い)」と懐かしんだ。

 引退については「股関節の手術を考えなければいけないというのは聞いていた。手術がうまくいかなければ、生活ができなくなるリスクまである。引退後のことも考えての決断だと思う。本当なら体力のある今のうちに手術した方がいい。今もリングに上がるのもきついだろうし、来年の引退ロードは最後のもっともきつい坂道になるだろう。俺としては無理をしないで、すぐに手術をしてほしいぐらい。ただ、本人の決断だから自分も何らかの形で応援したい」とおもんぱかった。

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2022年6月13日のニュース