×

敵地初防衛戦の尾川がジムワーク打ち上げ 「会見で相手と向かい合えていっそう動けた」

[ 2022年6月3日 09:44 ]

ボクシング・IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ   王者・尾川 堅一<12回戦>同級3位ジョゼフ・コーディナ ( 2022年6月4日    英ウェールズ・カーディフ )

試合前最後のジムワークを行った尾川(帝拳ジム提供)
Photo By 提供写真

 完全アウェーでの初防衛戦に臨むIBF世界スーパーフェザー級王者・尾川堅一(34=帝拳)が2日、カーディフ市内のUFCジムで試合前最後のジムワークを打ち上げた。ジムワークの前にはシティーホールで開かれた最終記者会見に出席。地元出身の挑戦者ジョゼフ・コーディナ(30=英国)とのフェースオフで約30秒間にらみあったが、撮影が終わると笑顔であいさつをかわした。

 尾川「会見で挑戦者を間近に見た印象として今日の方が少し小さく見えました。減量がきついのかは分かりませんが、僕の方が良い状態かなと直接会った感じでは思いました。昨日も言いましたけど、やっぱり(地元で世界初挑戦の)プレッシャーはあると思うし、その固く見えた部分で(自分の)戦術にどう生かそうかなというところもありますね。向き合っての撮影で感じたことは、正直恐さのようなものというか、オーラは全く感じなかったです」

 「会見後のジムワークは、少し前に相手と向かい合えたことでいっそう動けましたね。パンチもしっかり乗ってきますよね、相手を見ると。自分の戦うリズムになってきました、ホントに。ウエートもあとは寝るだけってところまで来ています。そうですね、寝るだけです」

 「明日は計量ですが、計量後に食べるもの?おいしそうなステーキ屋さんはチェックしているんで(笑い)。海外で100%自分が望んだ食べ物ってのはできないと思っているし、逆にこだわっていろいろなものを持ち込んでうんぬんっていうのよりは、食べたいものから食べるというのも良いと考えています」

続きを表示

この記事のフォト

2022年6月3日のニュース