井上尚弥 PFPでESPN2位、米リング誌は3位浮上 1位カネロが転落
ボクシングのWBAスーパー&IBF統一世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が11日、全階級を通じて世界のプロボクサーを格付けした「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」でランクアップした。米スポーツ専門局ESPNでは前回までの3位から2位へ、米専門誌リング・マガジンでは4位から3位へ浮上した。
1位に君臨していた4団体統一世界スーパーミドル級王者サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)が7日に1階級上のWBA世界ライトヘビー級王者ドミトリー・ビボル(ロシア)に判定負けしたため、ESPNで4位、リング誌は6位へ後退。ESPNはWBO世界ウエルター級王者テレンス・クロフォード(米国)が、リング誌はWBAスーパー&OBF&WBO統一世界ヘビー級王者オレクサンデル・ウシク(ウクライナ)が1位へ上がった。
カネロに快勝したビボルはESPN、リング誌ともに8位へランクイン。リング誌で10位につけていたWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(志成)が圏外となっている。
▽ESPNのPFP
(1)テレンス・クロフォード(米国)
(2)井上尚弥(大橋)
(3)エロール・スペンス(米国)
(4)サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)
(5)タイソン・フーューリー(英国)
(6)オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
(7)ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
(8)ドミトリー・ビボル(ロシア)
(9)シャクール・スティーブンソン(米国)
(10)フアンフランシスコ・エストラーダ(メキシコ)
▽リング誌のPFP
(1)オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
(2)テレンス・クロフォード(米国)
(3)井上尚弥(大橋)
(4)エロール・スペンス(米国)
(5)フアンフランシスコ・エストラーダ(メキシコ)
(6)サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)
(7)ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
(8)ドミトリー・ビボル(ロシア)
(9)ジョシュ・テイラー(英国)
(10)ローマン・ゴンサレス(帝拳、ニカラグア)
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