尾川 6・4英国で初防衛戦“ゴロフキングローブ”使用 敵地も「むしろテンションが上がる」
IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ 王者 尾川堅一《12回戦》同級3位 ジョゼフ・コーディナ ( 2022年6月4日 英カーディフ・モーターポイントアリーナ )
敵地・英国ウェールズでの初防衛戦が決まった王者・尾川が5日、都内のジムで取材に応じた。カーディフはコーディナの出身地で「相手の超地元だけど、英国と言えば近代ボクシング発祥の地。そこへ行けるのはむしろテンションが上がる。アウェーで勝つことに意味があって、評価も上がる」と前向きだった。
4月の世界ミドル級王座統一戦をリングサイドで観戦し、敵地の日本に乗り込んできたゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)がジムの先輩である村田諒太にTKO勝ちした姿に感銘を受けた。「強い王者は世界のどこへ行っても勝って帰るだけ。村田さん(への応援)で地響きが起きている中でクールに勝っていって、カッコいいと思った」。ゴロフキンが使用する米グラント社製のグローブで初防衛戦に臨むことも決め、「普通に勝って、(敵地も)何てことないですよ、と言いたいですね」と不敵に笑った。
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