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K’FESTA無差別級トーナメント 石井は体重を意識せず112キロで出陣

[ 2022年4月2日 17:33 ]

K-1無差別級トーナメントに出場する(左から)ANIMAL☆KOJI、谷川聖哉、石井慧、実方宏介、京太郎、坂本英則、K-Jee、マハムード・サッタリ
Photo By スポニチ

 K―1の年間最大のビッグイベント「K’FESTA.5」(3日、東京・国立代々木競技場、スポニチ後援)の前日計量が2日、都内で行われ、8人による無差別級トーナメントに出場する北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストの石井慧(35=チーム・クロコップ)は112.45キロ、元K―1ヘビー級王者の京太郎(35=チーム未完)は104・5キロだった。

 今回はベルトを懸けた戦いではなく、優勝者には黄金の王冠が与えられる。体重制限のない試合だけに増量してきた選手もいる中、石井は自然体で調整してきた。会見で「あまり変わらず。一緒ですね」と体重を意識してこなかったことを明かした。顔全体にひげをたくわえており、ワイルドさが際立っていた。

 石井が決勝での対戦を熱望している京太郎は「どの競技(ボクシング、K―1など)でも減量はする」と話してから「王冠が欲しいから頑張ろうかな」と試合直前でやる気をかき立てた。

 優勝したあとの展望を聞かれると、石井は「当たる相手が誰になるかにもよるが、僕が(重量級を)引っ張ろうとか器じゃない。またちょくちょく呼んでもらえたら」とマイペースを強調した。京太郎も同様で「自分のことしか興味がない。自分が勝てればそれでいい。自分が勝てれば面白くなる」と周りの選手は全く意識していなかった。

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