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久保優太 大みそかのフィニッシュ直後にレフェリーへ主張した理由は?宮田代表はタオル投入に後悔なし

[ 2022年2月23日 20:23 ]

久保優太(左)と宮田和幸代表(右)
Photo By スポニチ

 元K―1ウェルター級王者の久保優太(34=PURGE TOKYO/BRAVE)が22日に更新されたBRAVEの宮田和幸代表の公式Youtubeチャンネル「宮田和幸ヘラクレスチャンネルBRAVE GYM official」にゲスト出演。昨年大みそかの一戦のフィニッシュシーンについて振り返った。

 昨年、大みそかに行われた「RIZIN.33」でシバター(36)に腕十字を決められて一本負けを喫した久保。宮田代表はセコンドから見ていて久保の腕が決まった瞬間に折れてしまうと思ったという。「久保くんタップする気なかったでしょ?タップする気が無いと思った」と話し、その時にPURGE TOKYOの矢口哲雄代表とも目が合い、久保のこれからの選手生命も考えた上で初めてタオル投入して試合を止めさせたことを明かした。

 さらに「久保くんも動揺して全然決まってないってなったから」と宮田代表が話すと久保は「僕はレフェリーストップだと思っていました。なんで止められちゃったんだろうと思ったら後からタオルを投げたというのを聞いて“それで止められたんだ”と思いました」と試合が終わった瞬間のレフェリーへの主張は久保が勘違いしてレフェリーストップだと思っていたことからだったようだ。それを聞いた宮田代表は「そういうことね!後々見て、あんな大一番でもし決まってなかったらどうしようかなと思ってた。俺も違う意味で動揺してたんだよね。でも後で見返したらガッツリ決まっていたからタオル投入した判断は良かったのかなと思った。あのままいってたら折れてたり、じん帯が切れちゃったと思うんだよね」とタオル投入したことに間違いはなかったと話した。

 久保のこの試合は試合後に色々と騒ぎになったが今は落ち着いた心境になった久保。「自分の中で色々と考えて、もう一度格闘技に向き合わせてもらってキックボクシング、K―1ではやり残したことはないので総合格闘家としてトップにいけるように挑戦しに来たのでそこを目指してもう一度頑張らせて頂きたいと思って決意を固めました」と総合格闘家としてトップを目指すために再始動すると語った。

 これを聞いた宮田代表も「なんの種目でもトップになるのは大変じゃない。K―1でトップになった人は他の競技でもトップになれると思うんだよね。でもその前にK―1では勝って当たり前がこっちは一生できるのかみたいな落差があるよね?そこまで長く続けれるかどうかの問題だから。色んなアクシデントで心が折れそうになったと思うんだけど始まったばかりだから。なんとなくわかってきた頃だと思う。誰がやっても最初は大変なわけだから一番大事なのは諦めないでとにかく続けることだね」と再び格闘家としてトップを目指す久保へメッセージを送った。

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2022年2月23日のニュース