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【ONE】元K―1王者・アラゾフ 圧倒的強さで1RKO勝利!フェザー級T決勝でシッティチャイと対戦

[ 2022年1月28日 23:57 ]

チンギス・アラゾフ
Photo By スポニチ

 シンガポールを拠点する格闘技イベント「ONE Championship」は28日に「ONE:ONLY THE BRAVE」をシンガポールで開催。元K―1スーパー・ウェルター級王者のチンギス・アラゾフ(ベラルーシ)がジョー・ナタウット(タイ)を1RKOで下して、ONEフェザー級キックボクシング世界グランプリトーナメント決勝進出を決めた。

 アラゾフはトーナメント1回戦で19年のONEチャンピオンシップ・フェザー級キックボクシングワールドグランプリで準優勝だったサミー・サナ(フランス)を相手に1Rわずか39秒で左ボディー1発の秒殺劇。準決勝は当初、マラット・グレゴリアン(アルメニア)との歴代K―1スーパー・ウェルター級王者対決が予定されていたがグレゴリアンが新型コロナウイルスの陽性判定を受けてしまい直前で欠場になり、代役のナタウットとの対戦となった。

 大会のセミファイナルで行われた試合は、アラゾフが開始早々にうまくスイッチしながらパンチと蹴りを使い分けて残り1分45秒すぎに左アッパーから右フックのコンビネーションから左ヒザでダウンを奪い、最後は左ストレートで圧倒的な強さを見せて1R1分55秒KO勝利を飾り決勝へ駒を進めた。

 メインで二冠達成を目論むシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)が序盤から試合を優勢に進めて、2R終了間際に左ハイキックで元GLORY世界王者のダビット・キリア(グルジア)からダウンを奪うなど相手を完封して判定勝利で決勝進出を決めた。

 シッティチャイとアラゾフは14年に1度対戦、その試合はシッティチャイが延長判定でアラゾフを下している。ONEフェザー級キックボクシング世界グランプリトーナメントの優勝をつかみ取るのはどちらになるのか。そして優勝者はフェザー級キックボクシング世界王者のスーパーボン(タイ)への挑戦権が与えられる。

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2022年1月28日のニュース