朝倉未来　那須川天心とのドライブトークで世紀の1戦について語る！「判定だったらもう1戦やってほしい」

那須川天心（左）と朝倉未来（右）
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　格闘家の朝倉未来（29＝トライフォース赤坂）が12日、自身のYouTubeチャンネルを更新。キックボクシング45戦無敗の那須川天心（23＝TARGET/Cygames）をゲストに迎えたドライブトークで今年6月に決まったファン待望のドリームカードであるKー1史上初の3階級王者で現スーパー・フェザー級王者武尊（30＝SAGAMI―ONO　KREST）との一戦について語った。

　朝倉は「今年6月に武尊戦が決まったね。これはひとつの歴史が終わるね」と話すと那須川も「終わっちゃいますね」と同意した。歴史が終わってしまう理由について朝倉は「なんかやらなかったからこそずっと盛り上がっていたカードだけどこれをきっかけにどうなっていくのか。格闘技ファンが燃え尽きちゃう感はあると思うんだよね。この試合が終わったことによってキックボクシング界において新たなストーリーが無い気はするんだよね」と説明した。

　那須川は「だから非常にやるかやらないかも超悩んだんですよ」と世紀の一戦と言われている今回の試合をやるか悩んでいたことを明かした。「言ってしまえば本当に“自分勝手”だなと思っちゃって。これをやることによって一時は凄い盛り上がるけどこれが終わって、例えば5年とか見た時にキックボクシングというものに関しては絶対に落ちちゃうと思うんですよ」と語った。

　それを聞いた朝倉は「新たなそういう最強の奴が次々と生まれてくれば良いけど歴史的に見てもそういう訳ではないからね」と言うと那須川は「僕がデビューしてから強い選手はたくさんいますけど、求心力があってめちゃめちゃ盛り上げて無敗でみたいな選手がなかなかいないので」とスター性のある最強選手の不足を危惧した。

　そして朝倉は今回の世紀の一戦は結果次第では2戦目をやってほしいという。「白黒はっきりつかんかったらやってほしい。そしたらストーリーで1年は盛り上がると思うんだよね。どちらかがKOしちゃったらいいと思うんだけどなんか判定とかだったらもう1戦やってほしいなと思ってる」と話すと那須川も「再戦をやっても絶対に盛り上がるカードだと思うんです」と同意した。朝倉はこの話題の最後に「天心くんは未来があるけど武尊選手は集大成というかもう焦ってたと思うんだよね」と語ると那須川も「僕も元々4月でキックボクシングを引退って感じだったんですけど、本当6月のために色んな調整をしてやっと出来ることになった」と話した。その後に試合展開予想についても語っている。

　動画では那須川のボクシング転向についてなどにも語っている。