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渡辺海 父の果たせなかった新人王へあと1勝「倒して勝ちたい」

[ 2021年12月18日 16:59 ]

<東日本新人王決勝戦・フェザー級>前日計量をクリアした渡辺海(左)と吉田諒
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 プロボクシング第78回東日本新人王トーナメント決勝戦(19日、後楽園ホール)の前日計量が18日、東京都内で行われ、12階級24選手全員が1回目でクリアした。フェザー級は渡辺海(19=ライオンズ)、吉田諒(30=ワールドスポーツ)ともにリミットの57.1キロで一発パスした。

 渡辺は父・利矢さんが元A級プロボクサー。父の影響と、2011年大みそかに現WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(32=志成)が1回TKO勝ちした試合に衝撃を受けて小学2年からボクシングを始めた。

 父も現役時代に挑戦しながら獲得できなかった新人王のタイトル獲得まで、あと1勝。「実力のある相手なので油断はしていない。ごちゃごちゃのボクシングにしたくない。きれいなボクシングで倒して勝ちたい」と意気込み。将来の目標じゃ世界王者になること。「そのためにも、まずは東日本新人王で獲りたい」と力強く宣言した。

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2021年12月18日のニュース