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高校生ボクサー坂間叶夢 ボクシングは満点目指す「誰よりも楽しんで最高の試合」

[ 2021年12月18日 15:58 ]

<東日本新人王決勝戦・ライトフライ級>前日計量をクリアした加藤幸海(左)と坂間叶夢
Photo By スポニチ

 プロボクシング第78回東日本新人王トーナメント決勝戦(19日、後楽園ホール)の前日計量が18日、東京都内で行われ、12階級24選手全員が1回目でクリアした。

 ライトフライ級の加藤幸海(20=ワタナベ)はリミット(48.9キロ)を100グラム下回る48.8キロ、坂間叶夢(かなむ、18=ワールドスポーツ)は200グラムアンダーの48.7キロでともに一発パス。加藤が2勝2KO、坂間が3勝3KOというパーフェクトレコード対決。坂間は坂間は都立高校に通う現役高校生プロボクサーで、幼少期に空手を始め、小2でキックボクシング、小4からボクシングに転向。U―15大会で優勝2回、準優勝2回、ジュニアチャンピオンズリーグで優勝1回の実績を持つ。17歳になった昨年プロテストに合格した。

 2学期の期末テストを終えたばかりで、結果は「赤点ギリギリ」と苦笑いしたが、「明日の決勝は誰よりも楽しんで最高の試合をしたい」とボクシングでは“満点”を目指すことを誓った。

 将来的に目標とする世界王者への通過点。「相手は背が高く、直線的なのでジャブの差し合いになる。流れの中で倒せれば」とKO勝利を思い描いていた。

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2021年12月18日のニュース