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元K-1王者・武居由樹「バチバチの良い試合になる」 ボクシング転向2戦目は5勝全KOの竹田梓と対戦

[ 2021年9月8日 17:11 ]

<54.5キロ契約6回戦>前日計量をクリアし、笑顔の武居由樹(大橋ジム提供) 
Photo By 提供写真

 プロボクシング興行「第80回フェニックスバトル」(9日、後楽園ホール)の前日計量が8日、東京都内で行われ、メインの54.5キロ契約6回戦に出場する元K-1ワールドGPスーパーバンタム級王者の武居由樹(25=大橋)、対戦相手の竹田梓(24=高崎)ともに200グラムアンダーの54.3キロで一発クリアした。

 ボクシング転向2戦目でのメイン抜擢。計量後にリモート取材に応じた武居は「そんなに試合順は気にしていないけど、モチベーションにはなるし、メインイベンターらしく倒して勝ちたい」と意気込みを語った。

 3月のボクシングデビューから6カ月。元3階級制覇王者の八重樫東トレーナーとともに「毎日ボクシング漬け」の日々を送ってきた。この2カ月は元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(志成)や日本スーパーバンタム級6位の石井渡士也(REBOOT.IBA)、日本フェザー級1位の渡部大介(ワタナベ)らと週2~3回、4~6ラウンドのスパーリングを実施。「K-1時代も含めて今までで一番多い」という実戦練習で腕を磨き、「前の手の使い方がうまくなった。以前はパンチは蹴るにつなげるために打つこともあったけど、蹴らないことを体が覚えてボクシング仕様になった」と手応えを口にした。

 対戦相手の竹田は5戦5勝5KOの強敵。武居は「左も右も強いパンチを持っている」と警戒しつつ、「リズムとか距離感とか打ち方とかが僕と似ているので絶対にかみ合う。バチバチの良い試合になると思います」と自信を示した。

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2021年9月8日のニュース