×

井岡一翔 東京五輪に私見「不安要素がある中ではやるべきではない」

[ 2021年6月25日 13:23 ]

日本外国特派員協会で記者会見した井岡一翔(YouTubeチャンネルより)

 プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(32=Ambition)が25日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で会見し、自身が巻き込まれたドーピング問題で、日本ボクシングコミッション(JBC)の直接謝罪を求めるとともに再発防止を訴えた。

 会見では1カ月後に開幕が迫った東京五輪についても質問され、コロナ禍での開催について「自分もオリンピックを目指していた選手の一人だが、自分が代表選手だったら今の状況ならやりたくないと思う」と回答。開催そのものに反対か?と確認されると「やらない方がいいんじゃないかと思う。選手も不安の中でコンディションを整えるのは大変だし、見る人たちにとっても不安な状況で大会を見守るのもどうかと思う。不安要素がある中ではやるべきことではないと思う」と意見を述べた。

 東京五輪のドーピング検査で同様のミスがある可能性については「JADAとかWADAとか、ちゃんとした組織がやっているので心配はないと思う」とした。

続きを表示

2021年6月25日のニュース