井岡はドーピング違反なし 会見で怒り、JBC許せん「謝罪だけでは納得できない」
ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(32=Ambition)が昨年12月、田中恒成(畑中)にTKO勝ちし、2度目の防衛に成功した試合でのドーピング検査について、日本ボクシングコミッション(JBC)は19日、違反は認められず、処分はしないと発表した。
第三者による倫理委員会の答申書によると、田中戦の検査でA検体から大麻成分、B検体からエフェドリンなど3つの禁止物質が検出されたが、検体管理に不備があり、手順も重大な瑕疵(かし)があったという。JBCは再発防止へドーピング委員会などの設置を決めた。
井岡は「このような騒動が生じ、私や田中選手が巻き込まれる結果となった責任はJBCにあります」とし、「自分は支えてくれる人たちを裏切るようなことはしない」と強調。JBC側に謝罪の意思があると伝えられたが「謝罪だけでは納得できない」と斬り捨てた。ただ、現時点では法的手段は検討していないという。
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