PCR検査は興行1日前に実施　JBC＆JPBA新型コロナウイルス連絡協議会で決定

　日本ボクシングコミッション（JBC）と日本プロボクシング協会（JPBA）は5日、新型コロナウイルス対策連絡協議会をオンラインで開催し、これまで興行の2日前に行っていた出場選手のPCR検査を1日前に変更することを決めた。

　東京都大田区西蒲田に移転する牧田総合病院の協力を得られることから、陽性判定が出た場合でも当日の再検査や保健所への連絡などの対応が可能と判断した。一方で検査後に自主隔離としていたチーフセコンドについては出場選手と同様に指定ホテル等での分離措置を義務づける。どちらも3月以降の興行からの実施となる。

　また、政府が発出した緊急事態宣言の期間延長を受け、興行を開催には、緊急受け入れが可能な医療機関の確保、有観客の場合には午後8時までに終了するなど、これまで通り、厳しい条件が設けられる。開始時間についても試合役員の確保などの問題から平日は原則5時半とすることが確認された。