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井岡、リモート公開練習で強気発言連発「格の違いを見せられると思う」

[ 2020年12月25日 05:30 ]

WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦   王者・井岡一翔―同級1位・田中恒成 ( 2020年12月31日    大田区総合体育館 )

リモートでの公開練習を行った井岡一翔(Ambitionジム提供)
Photo By 提供写真

 2度目の防衛を目指す王者・井岡一翔が24日、オンラインで練習を公開し、田中恒成との大みそか決戦へ揺るぎない自信を示した。公開したのはストレッチと軽いシャドーだけだったが、日本人男子初の4階級制覇王者の誇りが強気の発言となって表れた。

 「僕の中ではビッグマッチでも注目カードでもない。勝つのはもちろんだけど、内容でもレベルの違い、格の違いを見せられると思う」と3階級制覇した田中を完全に格下扱い。「そもそも僕と彼ではモノが違う」とまで言い放った。

 コロナ禍で今回は米国合宿が行えず、キューバ出身のイスマエル・サラス・トレーナーの合流も遅れた。それでも同門の元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾らと約100ラウンドのスパーリングを消化。その動画をサラス氏に送ってアドバイスをもらい「特に問題なくやれた。(自信が)確信に変わった」と言い切った。

 この1年は家族と過ごす時間も増え、周囲の支えを改めて実感。「この状況で試合ができることに感謝している。家族やチームに結果で恩返ししたい」。通算9度目となる大みそかのリングは、もちろん勝利で締めくくる。

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2020年12月25日のニュース