多田悦子1年8カ月ぶり王座返り咲き “因縁”宮尾綾香にTKO勝利 WBO女子世界ミニマム級王座決定戦

[ 2020年12月3日 20:03 ]

9R、TKOで宮尾を下し、ガッツポーズをする多田 (撮影・森沢裕)
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 プロボクシングのWBO女子世界ミニマム級王座決定戦10回戦は3日、東京・後楽園ホールで行われ、元王者の多田悦子(39=真正)が元WBA女子世界ライトミニマム級(現アトム級)王者の宮尾綾香(37=ワタナベ)に9回8秒TKO勝ちし、昨年3月28日付で返上したベルトを1年8カ月ぶりに取り戻した。

 多田は2009年4月にWBA女子世界ミニマム級王座を獲得し、9度防衛。15年12月にIBF王座、18月12月にWBO王座獲得と、この階級で3団体制覇を果たした。残るWBC王座獲得を目指し、WBO王者を返上。昨年4月にはWBC王者への挑戦者決定戦に勝利したが、チャンスは巡って来なかった。

 今年1月の宮尾とのWBO王座決定戦は2カ月前に右大腿の肉離れを起こしていたこともあって不本意な引き分け。無理をしたことから患部が悪化し、一時は引退も考える状況だったという。今でもWBC王座獲得という目標に変わりはないが、コロナ禍で外国選手の招へいや海外遠征は難しいため、宮尾と決着を付けるために再戦に応じ、堂々のKO勝利で完全決着させた。

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