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井岡一翔、大みそか決戦に自信!田中恒成は「注目していた選手じゃない」

[ 2020年11月9日 14:22 ]

井岡一翔(左)(提供・Ambition GYM)と田中恒成(提供・畑中ジム)
Photo By 提供写真

 プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(31=Ambition)が9日、オンラインで会見し、12月31日に東京・大田区総合体育館で同級1位の田中恒成(25=畑中)と対戦すると発表した。井岡が大みそかに試合を行うのは3年連続9度目となる。

 井岡はワシル・ロマチェンコと並ぶ世界最速タイのプロ12戦目で3階級制覇した前WBO世界フライ級王者の田中の印象を問われると、「特に印象はないですけど、実績のある選手で3階級制覇もしている。相手は4階級制覇を目指しているので必ず阻止しないといけないと思っている」と、日本人男子初の4階級制覇王者のプライドをのぞかせ、「注目している選手ではなかった。格の違い、レベルの違いを見せられたら」と自信を示した。

 海外志向が強く、WBA王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)やWBC王者フアンフランシスコ・エストラーダ(メキシコ)との統一戦を希望しており、指名試合となる田中との対戦は「僕にとってメリットのない試合」と切り捨てた。ただ「(コロナ禍で)試合ができないかもという状況で、タイミング的には良かった」とし、「タイトルを保持している方が自分の目指すべきところに進みやすいのと思ったので、この試合をクリアして、統一戦の戦線に入っていきたい」と、あくまでも通過点であることを強調していた。

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