井上尚弥　計量後にフラペチーノ、昼食はステーキをぺろり

前日計量をクリアし、笑顔で水分補給する井上尚弥（大橋ジム提供）
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　プロボクシングWBA＆IBF世界バンタム級タイトルマッチ12回戦の前日計量が30日（日本時間31日）、米ラスベガスのMGMグランドで行われ、統一王者・井上尚弥（27＝大橋）、挑戦者ジェーソン・モロニー（29＝オーストラリア）ともに1回目でクリアした。

　計量後、井上は水分を補給し、一息ついたところで日本での中継局WOWOWのインタビューをこなした。大橋秀行会長によると、計量会場からホテルへ戻る際には、事前に関係者を通じて用意してあったスターバックスの「フラペチーノ」（コーヒーとミルク、クリームなどを氷とともにミキサーにかけたコーヒー飲料）を美味しそうに飲み、部屋へ戻ると、ステーキとご飯を笑顔で平らげたという。

　昼食後には現地中継の「ESPN」の解説陣からZ00mでインタビューを受け、元世界王者のアンドレ・ウォードやティモシー・ブラッドリーらが井上に質問をした。このインタビューで試合前の全てのメディア対応が終了。夕食はまたステーキをバブル外から配達してもらい食べたという。

　現地時間午後9時から選手、関係者全員が渡米後3度目のPCR検査を受け、再び翌朝までは部屋を出ずに過ごすことになる。