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比嘉大吾、痛恨ドロー プロ18戦目で初の判定決着「勝っていると思っていた」

[ 2020年10月27日 05:30 ]

プロボクシング バンタム級10回戦   比嘉大吾―堤聖也 ( 2020年10月26日    後楽園ホール )

再起2戦目、ジム移籍初戦で引き分けに終わった比嘉(右)
Photo By スポニチ

 元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾は王座返り咲きへの再スタートと位置付けた試合で痛恨のドロー。高校時代に2戦2敗だった日本バンタム級13位の堤との壮絶な流血戦は96―94が1人、95―95が2人と判定が分かれ、「勝っていると思っていた。見てる時間が長かったのがダメでした」と反省した。

 野木丈司トレーナーは「倒せなかった時点で負け」と断言。ただ「落胆はしていない」とも付け加えた。18年4月の体重超過による王座剥奪から今年2月に再起したが、直後に白井・具志堅ジムを離れた。野木トレーナーとのタッグを復活させた初戦で、まだ完成形は遠い。

 プロ18戦目で初めて判定決着を体験した比嘉は「今までで一番収穫は多かった。自分は倒すボクシングに特化したい」と前を向いた。

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2020年10月27日のニュース