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中谷潤人の初世界戦は11・6 コロナ禍で2度延期も…ようやく日程決定

[ 2020年10月23日 12:05 ]

中谷潤人
Photo By スポニチ

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期が続いていたプロボクシングWBO世界フライ級王座決定戦が11月6日に東京・後楽園ホールで開催されることが決まった。主催する帝拳プロモーションが23日、公式ウェブサイトで発表した。前日本フライ級王者でWBO世界同級3位の中谷潤人(22=M.T)と同1位ジーメル・マグラモ(26=フィリピン)が対戦する。

 当初は4月4日に予定されていたが、コロナ禍で国内の興行に自粛要請が出されたことで延期に。6月に入って8月21日に無観客で開催されることが発表されたが、マグラモの来日のめどが立たず、再延期されていた。

 ただ、中谷自身は数日間のリフレッシュ期間をはさんだだけで練習を再開。年内開催を想定してスパーリングなどの実戦練習も消化するなど準備を続けてきた。先月17日にはジム所在地である相模原市の本村賢太郎市長を表敬訪問し、「相模原市の皆さん、日本中の皆さんに明るいニュースを届けたい。必ず世界チャンピオンになります」と力強く宣言していた。

 中谷は20戦20勝(15KO)無敗で、今回が念願の世界初挑戦。対戦相手のマグラモは25戦24勝(20KO)1敗。帝拳ジムによると、マグラモ陣営はすべての検査、手続きが完了し、22日に来日したという。なお、セミファイナルはスーパーバンタム級8回戦で辰吉寿以樹(24=大阪帝拳)が今村和寛(28=本田フィットネス)と対戦する。

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2020年10月23日のニュース