赤井英和、日本ボクシング界へ恩返し「1000倍返しや！」　男子普及委員就任

元プロボクサーで俳優の赤井英和
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　アマチュアを統括する日本ボクシング連盟の男子普及委員に就任した元プロボクサーで俳優・タレントの赤井英和（61＝近大名誉監督）が25日、オンラインで会見した。近大の後輩にあたる日本連盟の内田貞信会長から依頼を受け、「ボクシング界に恩返ししたい」と快諾。「何倍ぐらい返したいか？」と問われ「1000倍返しや！」と意気込んだ。

　お笑いコンビ・南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代が女子の普及委員に就任。「ボクシングを広めるために、2人でどつき漫才でもしようかと。僕がボケだと思います」と体も張る覚悟だ。現在の国内競技人口は約4300人で「将来は10万人が参加する競技になって、たくさんのお客さんに会場に来てほしい」と目標を掲げた。

　プロでは「浪速のロッキー」の愛称で人気を博し、アマ時代は80年モスクワ五輪代表候補。東京五輪の代表選手へ「練習はうそをつかない。それを肝に銘じて闘える準備をしてほしい」とエールを送り、「全員メダルの可能性があると思うのでモノにしてほしい」と期待した。