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保田克也、中大後輩の三代大訓から刺激「圧倒的に勝ちたい」

[ 2020年9月15日 20:04 ]

<62キロ契約8回戦>前日計量をクリアした保田克也(左)とピッコロ・ヴォリバー(大橋ジム提供)
Photo By 提供写真

 プロボクシング興行「第73回フェニックスバトル」(16日、後楽園ホール)の前日計量が15日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、セミファイナルの62キロ契約8回戦に出場する保田克也(28=大橋)は61.9キロ、対戦相手のピッコロ・ヴォリバー(29=カシミ)は61.8キロでクリアした。

 中大で主将を務め、13年国体優勝などアマチュアで76戦64勝12敗の実績を残した。だが、卒業後にボクシングを離れ、約3年のブランクをつくったため、プロデビューは17年8月と遅れた。中大で2学年後輩だった三代大訓(ワタナベ)が東洋太平洋スーパーフェザー級王者となり4度防衛、さらに階級を保田と同じライト級に上げ、前WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(横浜光)との対戦も発表している。

 保田は「三代の存在に焦る自分がいる」と認めた上で、「焦っても始まらない。決められた試合で結果を出して認めてもらうしかない」と気持ちを整理し、一戦に集中する。ここまで6戦6勝4KO。1階級上の元ランカーに勝利すれば、日本ランキング入りの可能性も出てくる。ヴォリバーについて「速くても巧くて強い」と警戒しつつ、保田は「打たれ強さない。コツコツボディーを攻めて倒せれば。何もさせず、圧倒的に勝ちたい」と意気込んだ。

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2020年9月15日のニュース