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江幡塁 RIZIN初勝利、親友・三浦春馬さんにささげる「僕の生き様はリングでしか見せられない」

[ 2020年8月9日 16:54 ]

RIZIN.22   ○江幡塁―植山征紀● ( 2020年8月9日    神奈川・ぴあアリーナMM )

<RIZIN22>試合後、マイクパフォーマンスを行う江幡(C)RIZIN FF
Photo By 提供写真

 WKBA世界スーパーバンタム級王者・江幡塁(29=伊原道場)がRIZIN初勝利を挙げた。シュートボクシング日本スーパーバンタム級王者・植山征紀(24=ファントム道場)とのキックボクシングルール56キロ契約のワンマッチで、3R、右カウンターでダウンを奪った。江幡が右まゆの上、植山が左まぶたから流血するなど、両者激しく打ち合い、判定にもつれ込んだが3―0で勝利を収めた。

 江幡と双子の兄・睦は、先月18日に30歳で亡くなった俳優の三浦春馬さんと小学校時代からの幼なじみ。昨年大みそかの「RIZIN.20」では、RISE世界フェザー級王者・那須川天心(21=TARGET/Cygames)との試合に江幡兄弟と三浦さんの3人で入場した。1回TKO負けしたものの「3人で見た景色は忘れられない」と心に刻まれていた。

 試合後のリング上でマイクを握ると「親友が亡くなりました。本当につらくて、つらくて、つらくて、目の前が見えないくらいつらくて」と三浦春馬さんについて言及した。その上で「僕は格闘家、ファイター。僕の生き様はリングでしか見せられない。どんなにつらくてもリングでメッセージを送る」とファンの前で誓った。

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