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朝倉海 RIZIN“大トリ”で王座戴冠必ず「いよいよ来たなという感じ」

[ 2020年8月4日 11:59 ]

8月10日のバンタム級タイトルマッチに向けて公開練習を行った朝倉海(RIZIN FF提供)
Photo By 提供写真

 格闘技イベント「RIZIN.23」(10日、ぴあアリーナMM)でメインのバンタム級タイトルマッチ(MMAルール 5分3R=61.0キロ)に臨む朝倉海(26=トライフォース赤坂)が4日、公開練習を行い、RIZINオフィシャルYouTubeチャンネルでライブ配信された。

 朝倉は昨年大みそかの「RIZIN.20」でマネル・ケイプ(アンゴラ)に敗れて戴冠を逃した。そのケイプがUFCと契約したため空位となった王座を扇久保博正(33=パラエストラ松戸)と争う。朝倉は「いよいよ来たなという感じ。すごい調整もうまくいったし、完全に仕上がったので、本当に楽しみだなって感じです」と心境を語った。

 ケイプ戦の敗戦から自身の弱い部分を見つめ直し、練習内容も変えたという。約8カ月ぶりのリング。「成長して強くなったので、進化した部分を見てほしい」とアピール。対戦相手の扇久保に関しては「見られる映像は全て見た。何度も見て研究している」と対策も万全だ。

 朝倉未来・海兄弟の弟として知られていたが、昨年8月に「RIZIN.18」で当時RIZIN&Bellatorの二冠王者だった堀口恭司(アメリカン・トップチーム)に1回KO勝ちし、一躍注目選手となった。「プレッシャーは全然感じない。ただ、期待されている分、面白い試合をしたいという気持ちは強い」と話す。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が続いていたRIZINが存続を懸けて開催する大会の“大トリ”を務める朝倉は「僕の本気はRIZINの舞台で見せるので、本気の試合を楽しみにしていて下さい」とファンに呼び掛けた。

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2020年8月4日のニュース