井上尚弥 3団体統一戦 無観客でも「やるしかない」
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プロボクシングのWBA＆IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥（27＝大橋）が28放送のフジテレビのトークバラエティー番組「ジャンクSPORTS」に出演した。
元3階級制覇王者の長谷川穂積氏（39）からリモート取材を受ける形で登場。外出自粛期間中はジムワークなど練習に制約があったことを明かしながら、「体の状況的には1週間後でも試合が出来るんですけど、スパーリングが出来ていないので、（問題は）そこだけなんですよね」と好調をアピールした。
井上は4月25日（日本時間26日）に米ラスベガスでWBO王者ジョンリール・カシメロ（31＝フィリピン）と3団体統一戦を行う予定だったが、新型コロナウイルスの世界的流行のため、延期されている。米国では今月9日（同10日）から無観客で興行が再開。井上はノニト・ドネア（フィリピン）とのWBSS決勝を引き合いに「仮に無観客だとしたら内容が変わっていた。自分のパフォーマンスを100％以上出すためには、無観客はどうなのかなという気持ちはあった」としつつ、「今は状況が状況なので、やるしかないかな」と、無観客試合も受け入れる考えを示した。
カシメロ戦に日程については交渉中で、米メディアでは、トップランク社のボブ・アラムCEOが9月か10月に観客を入れて行うことを示唆したと報じられている。
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