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世界王者・京口SNSフル活用で元気届ける

[ 2020年4月25日 05:30 ]

自身のYouTubeチャンネルで「お家でできるボクシング」を紹介する京口紘人(本人のYouTubeチャンネルから)
Photo By 提供写真

 WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(26=ワタナベ)は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で“おうち時間”が増えたファンへ、SNSをフル活用して「元気」を届けている。

 京口が自身のYouTubeチャンネルを開設したのは昨年11月。以来、週2本以上の動画をアップし、現在は登録者数が約3万人、総再生回数は430万回を超えた。さらにインスタグラムでの動画配信、ボクサーの似顔絵をツイッターなどに投稿する多才ぶりだ。「元々、絵を描くのは好き。何かできんかなと似顔絵を描いたらモンスターがすぐに反応してくれて…反響は大きかったですね」

 井上尚弥(27=大橋)からプレゼント企画を提案され、実行してファンを喜ばせた。YouTubeでは「違うジャンルのユーチューバーとコラボできないか」と新たなネタを考案中という。

 本業のボクシングは来月9日に地元・大阪で計画していたV3戦が白紙に。加えてジムでの練習も制限される状況だが、ロードワークや自宅トレーニングは継続。「練習も仕事。でも試合しないと、お金が発生しないことが精神的にしんどい。なんで、こんなキツいことせなアカンのやろって」。葛藤を抱えながら過去の名選手などの映像を見てモチベーションを高める日々。「今は、もっと大変な人がいる。自分だけが…とは思わないように」と前向きに発信を続けている。

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2020年4月25日のニュース