ボクシング五輪代表・田中亮明 村田の講義に「延期きっかけに自分にないもの身につける」

[ 2020年4月18日 20:47 ]

発表された東京五輪男子代表チームの「阿修羅JAPAN」にちなみポーズをとるウエルター級・岡沢セオン(前列)と(後列左から)ライト級・成松大介、フライ級・田中亮明、ミドル級・森脇唯人(撮影・木村 揚輔)
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 国内アマチュアを統括する日本ボクシング連盟は18日、東京五輪代表と同五輪予選代表選手計10人を対象としたオンライン講座を開き、初回ゲストとして2012年ロンドン五輪ミドル級金メダリストでプロのWBA世界同級王者・村田諒太(34=帝拳)が選手との質疑応答に臨んだ。

 講座を終えた選手たちの感想は以下のとおり。

 ▼男子フライ級東京五輪代表・田中亮明(中京学院大中京高教)
 「村田さんは今あるものでどれだけ戦えるかがカギと言っていましたが、今、自分はこのコロナで延期になったことをきっかけに、自分にないものを身につけるトレーニングをしています。弟(プロで3階級制覇王者の恒成)、トレーナーである父、フィジカルトレーナーの力も借りて、たくさん話し合いも重ねながら、このような期間ですが、トレーニングに関しては充実して過ごせています」

 ▼男子ライト級東京五輪代表・成松大介(自衛隊)
 「今日は超一流の村田さんからいろんな話、そして質疑にも答えていただき、とても有意義な時間を過ごせました!今後の自分のボクシング人生に反映させたいと思います!」

 ▼男子ウエルター級東京五輪代表・岡澤セオン(鹿児島県体協)
 「村田選手の、金メダルを取った先にある景色の話を聞いて、より一層そこにたどり着いてその景色を見たいという気持ちが高まりました。村田選手に自分の夢をお話しして“できるでしょ!”と言っていただけたことが一番深く印象に残っています」

 ▼男子ミドル級東京五輪代表・森脇唯人(自衛隊)
 「今回このような機会をつくっていただき、本当に感謝しています。まだまだたくさん聞きたいことがあったので、また個人的にお話しできる機会などがあればうれしいです」

 ▼男子ライトヘビー級東京五輪予選代表・梅村錬(拓大)
 「格好なんてどうでもいい、勝つために自分の一番得意なボクシングに持っていくこと、自分を貫くことが大切なことだと分かりました。(世界)最終予選に向けてのモチベーションになり、自分が強くなるためのたくさんのヒントもいただけました」

 ▼女子フライ級東京五輪代表・並木月海(自衛隊)
 「話を聞いて感じたのが、村田選手が“試合で練習どおりなんてできない。でも、練習したことしか試合では出せない”とおっしゃったこと。分かっていたことですが、改めて気づかされました。村田選手の経験談から参考にしたいと思ったのが、新しいことをたくさん取り入れようとしなくて良いのだということでした」

 ▼女子フェザー級東京五輪代表・入江聖奈(日体大)
 「私は強い相手とする時とかは開き直れるんですが、初戦は寝る時から緊張してしまう方でどう向き合えばいいのかな、と思っていました。でも、村田さんの心と心をケンカさせない、緊張を受け入れるっていうのも一つの方法なんだと分かりました」

 ▼女子ライト級東京五輪予選代表・濱本紗也(日大)
 「今回、村田選手に質問させていただいたことで、満足にボクシング練習ができない中、不安に思っていたことや、今まで自分だけじゃ答えが出なかったこと、自分の中で納得できなかった部分が納得でき、落とし込めたように思います。村田選手のおっしゃったように、今できていない環境に焦るのではなくて、割り切って前に進んでいこうと思います」

 ▼女子ウエルター級東京五輪予選代表・鬼頭茉衣(中京大大学院)
 「科学的な視点から、自身の体験談などさまざまな視点での学びがありました。頂点を極める方はボクシングだけでなく、考え方一つ取っても一流で、自分の中に芯があるなと感じました。私も自分の中での信念や考えを持って、ボクシングに取り組んでいこうと思いました」

 ▼女子ミドル級東京五輪予選代表・津端ありさ(西埼玉中央病院)
 「自分の体を知ることや、その使い方、自分がどうなりたいかを考えながら筋トレをしていくことなど、ただ言われたことをやるだけでなく、自分がどういうボクシングをして勝つのかしっかりイメージすることが大切だと考えました。体だけでなく、精神的にも緊張する試合の中で最大限に力を発揮するために、日頃の身体的トレーニングも取り組んでいこうと思いました」

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