男子ミドル級・森脇、判定勝ちで2回戦進出 大会初日の日本勢で唯一の白星
ボクシングの東京五輪アジア・オセアニア予選は3日、ヨルダンのアンマンで開幕し、男子ミドル級1回戦で23歳の森脇唯人(自衛隊)はモンタドハル・アルファトゥージ(イラク)に5―0で判定勝ちし、2回戦へ進出した。
リーチで勝る森脇は得意の左ジャブ、ストレートをコンスタントにヒット。すぐにクリンチされて連打は出せなかったものの、要所で右クロスを決め、第3ラウンドには左ボディーも見せるなど終始相手をコントロールして危なげなかった。2回戦では第2シードのサイードシャヒン・ムサビ(イラン)と対戦する。
日本勢は大会初日、男子ライトヘビー級の梅村錬(拓大)と同フェザー級の堤駿斗(東洋大)が1回戦で敗退。森脇が唯一の白星となった。予選は11日まで行われ、日本勢は11階級に男女計11選手が出場している。
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