井上岳志 TKOで初防衛、再起後3連勝 新スタイルで世界再挑戦アピール

[ 2020年1月18日 21:35 ]

WBOアジア・パシフィック・スーパーウエルター級タイトルマッチ12回戦   〇井上岳志(ワールドスポーツ) TKO2回終了 ●チェン・スー(中国) ( 2020年1月18日    東京・後楽園ホール )

<WBOアジアパシフィック・スーパーウエルター級タイトルマッチ>2回TKOで初防衛に成功した井上岳志(右)
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 王者・井上が2度ダウンを奪って初防衛に成功し、昨年1月の世界初挑戦でWBO王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)に敗れてから再起後3連勝とした。1回終盤、右の相打ちで一瞬早く右ストレートを決めてダウンを奪うと、2回に右のダブルで2度目のダウンを喫した同級4位の挑戦者がラウンド終了後に棄権を申し入れた。世界ランキングでWBO10位、IBF14位につける井上は18戦16勝(10KO)1敗1分け。チェンは18戦14勝(8KO)3敗1分け。

 接近戦を信条としながらも「今までガチャガチャやって、ボクシングらしいボクシングができなかった」と言う井上が、新たなスタイルで世界再挑戦をアピールした。長身でリーチもあるチェンに対しジャブを突き、ストレート、ボディーと打ち込んでプレッシャーをかけた。1年前の世界挑戦ではひたすら突進するファイタースタイルで米国の会場を沸かせたものの、ポイントでは大差をつけられて判定負けした。この日の2つのダウンは得意のフックやボディーではなく、いずれもストレート。「世界で通用するボクシングをやろうと、しっかり距離を取って打つ練習をしてきたからダウンが取れた」と手応えを口にした。

 大きく振るアマ時代からのスタイルは「体に染みついて取れない」が、30歳にして新しい戦い方を模索している。「また世界に挑戦できたらうれしい。必ず世界のベルトを巻きたい。まだ伸びしろがあると思うし、まだまだ成長するところがある」とレベルアップを誓った。

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