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井岡一翔、挑戦者とリーチ差12センチも動じず「特に思うことはない」

[ 2019年12月29日 15:49 ]

予備検診を受ける井岡(左)とシントロン(撮影・島崎忠彦)
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 プロボクシングのトリプル世界戦(31日、大田区総合体育館)の予備検診が29日、東京・五反田のワタナベジムで行われ、出場6選手全員が異常なしと診断された。

 WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(30=Reason大貴)は挑戦者で同級1位ジェイビエール・シントロン(24=プエルトリコ)より身長が5.5センチ低く、リーチが12センチも短いことが判明したが、「特に思うことはない」と一蹴。「リーチ差は実際にやってみないと分からないが、サウスポーで背が高いことは分かって準備してきた。数字を見て気持ちに変化はない」と言い切った。

 2カ月間の米合宿では自分より階級が上の選手、長身でリーチの長い選手ともスパーリングを消化してきた。「自分としては身長、リーチよりサウスポーとの対戦が久しぶりなので、そちらの対策に重点を置いてきた」ととし、攻略法に関して「今は言えません」ととしながら「自分のパフォーマンスを発揮できれば、結果は出せる」と自信を示した。

 対するシントロンは「お互いに豊富な経験があり、数字は関係ない。自分が特に有利だとは思わない」と断言。減量については「リミットまでもう少し。問題ない」と順調な仕上がりを強調した。

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2019年12月29日のニュース