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井岡の挑戦者・シントロン、世界初挑戦でベルト獲り断言「自信は100%」

[ 2019年12月28日 15:41 ]

ミット打ちでアッパーを放つシントロン(撮影・中出健太郎)
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 ボクシングのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ(31日、東京・大田区総合体育館)で王者・井岡一翔(Reason大貴)に挑戦する同級1位ジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)が28日、都内のジムで練習を公開した。

 アマチュア時代に2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ五輪に連続出場したサウスポーのシントロンは右腕に五輪マークのタトゥーを入れ、「コンディションはとてもいい。ウエートも問題ないし、さまざまな国へ行っているので日本の寒さも平気だ」と自信の表情。練習ではシャドーボクシングを2ラウンド後、元WBO世界ミニマム&ライトフライ級王者のイバン・カルデロン・トレーナー(プエルトリコ)を相手にミット打ちを2ラウンド、さらにサンドバッグ打ちで汗を流した。

 アマチュアのキャリアは200戦以上ながら、プロではわずか13戦目での世界初挑戦に「子供の頃からプロの世界王者が夢だった。ここで戦えるのはうれしい」と意欲十分。井岡を「とても偉大なボクサー」と評しながらも「彼が攻撃的に来ようが、ボクシングをしてこようが、対応できる練習をしてきた」と話した。WBO世界フライ級王者・田中恒成(畑中)と8月にダウンの応酬を演じたジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)らと70~80ラウンドのスパーリングを消化してきたそうで、「KOできるかどうかは流れによるが、練習してきたことを出して勝ちたい。自信は100%だ」と宣言。24歳の独身で「ガールフレンドはいるよ」と端正な顔をほころばせた。

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