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井岡一翔 初防衛へ自信 大みそか8度目世界戦も「自分のボクシング人生のルーティン」

[ 2019年12月26日 15:41 ]

シャドーボクシングする井岡(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 大みそかのトリプル世界戦で初防衛を目指すWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(30=Reason大貴)が26日、東京・五反田のワタナベジムで公開練習を行った。アップ後に軽めのシャドーボクシングを披露しただけだったが、その表情は自信に満ちていた。

 「自分のボクシング人生のルーティン。いつも頭のどこかで意識している」という大みそかの世界戦も8度目。挑戦者の同級1位ジェイビエール・シントロン(24=プエルトリコ)は五輪に2大会連続で出場し、プロでも無敗の強敵だが、対策は万全だ。

 約2カ月の米ラスベガス合宿では“成長”をテーマに、五輪2大会連続金メダルのロベイシ・ラミレス(キューバ)らとトータル116ラウンドのスパーリングを消化。サウスポーとの対戦は約6年ぶりだが、「スパーを始めた時から違和感を感じることはなかった。試合でも難しく考える必要はない。苦手という感覚はない」と言い切った。

 シントロンについては「すごく足を使ってくる。動いてカウンターを打つイメージ」と改めて印象を語り、「試合当日にどう動いてくるかは分からないけど、僕がどう捕まえていくかがキーになってくる。その駆け引きも練習してきた」と攻略に自信を示した。

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2019年12月26日のニュース