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「尚弥VSドネア」が年間最高試合 米誌が選出、日本人史上2人目の“栄冠”

[ 2019年12月25日 05:30 ]

リング誌の年間最高試合に選出された井上尚弥とドネアの一戦
Photo By スポニチ

 米国で最も権威があるボクシング専門誌リングマガジンは23日、今年の年間最高試合として11月7日にさいたまスーパーアリーナで行われたワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級決勝、井上尚弥(大橋)―ノニト・ドネア(フィリピン)を選出した。リング誌の年間最高試合に選ばれた日本人は15年の三浦隆司(帝拳)以来2人目。三浦は同年11月に米ラスベガスで行われたWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチで激闘の末にフランシスコ・バルガス(メキシコ)に9回TKO負けしており、勝って選ばれた日本人は井上が初となった。

 WBA&IBF統一世界バンタム級王者の井上は同誌の年間表彰候補10部門のうち、最優秀選手、最高試合、最高ラウンド、最高イベントの4部門でノミネート。WBSS決勝では元5階級制覇王者ドネアから11回にダウンを奪って3―0で判定勝ちし、最強決定トーナメント優勝を飾った。昨年はフアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)戦の70秒KOで同誌の年間最優秀KOに選ばれていた井上は、ツイッターに「皆さん本当に応援ありがとうございました!!」と書き込んだ。

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2019年12月25日のニュース