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尚弥 米で1カ月直前合宿計画「高ぶってます」 来年4月ラスベガス戦

[ 2019年12月24日 05:30 ]

来季の抱負を書いたボードを手に語る井上(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 WBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(26=大橋)が来年4月に米ラスベガスで予定している試合に向け、現地で1カ月間の直前合宿を行うプランを明かした。

 23日、都内で行われた表彰式に出席した井上は米プロモート大手トップランク社と契約し、本格的に米国に進出する来年に向け、「高ぶってますね。初めてのラスベガスでの試合で、メイン級という話も聞いているので。ラスベガスでお客さんを呼べる選手になれれば」と熱く語った。

 米国でも最高のパフォーマンスを発揮するために最高の準備をする。そのための長期合宿だ。「今回は1カ月前には行こうと思っています。家族みんなで行く予定なので…大移動ですね」。来月中旬にもスパーリングを再開し、2月はグアムで走り込み合宿。ラスベガスでは交流のある前WBOフェザー級王者オスカル・バルデス(メキシコ)とのスパーも計画している。

 村田の防衛戦のために来日中のトップランク社ボブ・アラムCEOは「今、我々が考えているのは4月25日。場所はMGMが所有する施設になる」と明言。対戦相手については「WBC王者(ウバーリ)かWBO王者(カシメロ)になるだろう」と話し、井上が希望する3団体統一戦の実現に自信をみせた。

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2019年12月24日のニュース