“戦うシングルマザー”吉田実代 12・31初防衛戦 大みそか興行に「まさか自分が」

[ 2019年11月22日 14:47 ]

吉田実代
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 ボクシングのWBO女子世界スーパーフライ級王者・吉田実代(31=EBISU K’s BOX)が22日、都内で会見し、12月31日に東京・大田区総合体育館でシー・リーピン(21=中国)と初防衛戦を行うと発表した。WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(30=Reason大貴)の初防衛戦、同フライ級王者・田中恒成(畑中)のV3戦とトリプル世界戦となる。

 シーは日本未公認のWBC女子アジア同級王者で、アマチュア経験もある強豪。吉田は「大みそかの興行は実力も人気もある選手が出る特別な興行のイメージ。まさか自分が出られるとは思っていなかった。身が引き締まる思い。相手は強いけど、しっかり仕上げて防衛したい」と意気込んだ。

 “戦うシングルマザー”は、ケーシー・モートン(米国)に大差で判定勝ちし、世界王者となった6月の世界戦と同様に長女・実衣菜ちゃん(4)を今月8日から鹿児島の実家に預けて調整中。「寂しいけど、娘も“いいよ。大丈夫だよ。練習頑張って勝ってね”と言ってくれた。その言葉で頑張ろうという気持ちが強くなった」という。現在は「限界を突破する」をテーマに厳しいトレーニングに励む。週1回は自衛隊体育学校に出稽古に行き、トップアマとスパーリング。須佐勝明コーチからの指導も受けている。また、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏や同郷の元日本バンタム級王者・益田健太郎氏からも助言を受けた。

 「できることが少しずつ増えている。今までで1番いい練習ができている自信はあるので、不安もあるけど、ワクワクの方が大きい。楽しみです」

 クリスマスに実衣菜ちゃんを鹿児島に迎えに行き、大みそかの大一番までは一緒に過ごす予定。それまでは“ママの顔”を封印し、練習に集中する。

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