栗原慶太 初世界ランカー戦で2回TKO完勝!それでも反省「上では通用しない」

[ 2019年11月15日 22:37 ]

世界ランカーに2回TKO勝ちし、声援に応える栗原慶太
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 ボクシングの東洋太平洋バンタム級王者・栗原慶太(26=一力)が15日、東京・後楽園ホールでスックプラサード・ポンピタック(31=タイ)と54キロ契約のノンタイトル8回戦を行い、2回1分58秒TKO勝ちを収めた。

 IBF世界9位にランクされる栗原にとってプロ20戦目で世界ランカーと初対戦。ポンピタックは日本未公認のIBFパンパシフィック同級王者でIBF世界4位と栗原より上にランクされていたが、2回に左フックでダウンを奪うと、立ち上がったポンピタックに怒濤(どとう)の連打を浴びせてレフェリーストップ。敗れたポンピタックが号泣するほどの完勝だった。

 だが、栗原自身は「成長の見られない試合で申し訳ない。もっとコンパクトに打ち、きれいに出入りするところを見せたかったのに、いつもみたいに大振りになってしまった」と反省した。その裏には「もっと上のレベルでは通用しない」の思いがある。

 ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)で井上尚弥(26=大橋)が優勝。バンタム級が盛り上がりを見せる中、栗原ももちろん最終目標は世界王者だが、まずはトップ戦線に加われる存在を目指す。

 ツイッターで公募し、この試合から採用した“スラッガー”のニックネーム通り強打が自慢だが、左ジャブを主体として攻撃を再構築、ディフェンスにも気を配るなど全体的なレベルアップを図ってきた。得意の右ではなく、左でダウンを奪ったのは収穫だが、満足はしていられない。

 今後に向けて栗原は「どんどん強い選手にぶつかっていきたい。日本で知名度のある選手とやりたい」と意気込む。「比嘉くんとかやってみたいですね。彼はWBC7位で僕は15位なので」と、JBCから処分解除となった元WBC世界フライ級王者で15試合連続KO勝利の日本記録を持つ比嘉大吾(24=白井・具志堅)の名を挙げ、さらなる世界ランキングアップへ貪欲な姿勢を示した。

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