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「裸絞め十段」中村K太郎 RIZIN.19に向け「グラップリングになったら面白い結果に」

[ 2019年10月3日 18:41 ]

 格闘技イベント「RIZIN.19」(12日、エディオンアリーナ大阪)に出場する中村K太郎(35=K太郎道場)が3日、都内のジムで練習を公開した。RIZIN初参戦の中村は日本を代表するグラップラーで、チョークスリーパーを得意とすることから「裸絞め十段」の異名を持つ。マルコス・ヨシオ・ソウザ(34=ボンサイ柔術)との一戦に向けたグラップリングのスパーリングではバックチョークも披露し「グラップリングになったら面白い結果になる。なるべくならバックチョークに持ち込みたい」と勝利のイメージを語った。

 夫人で女子総合格闘の杉山しずか(32)は過去にRIZINに参戦しているが2戦2敗と勝ち星に恵まれていない。公開練習には長男・康太郎くん(3)も“参加”。フォトセッションではアルファベットの「K」を表す「Kポーズ」を父とともに披露した。日本での試合は15年9月27日のUFCファイトナイト以来、4年ぶりとなる中村は「奥さんも出ている舞台。気持ちよく勝って、リングで祝ってもらいたい」と家族で勝利を分かち合うことを誓った。

 RIZINではバンタム級(61キロ)やライト級(71キロ)でスター選手が出てきているが、中村のウエルター級(77キロ)は層が薄い。「定期参戦してくるウエルター級の選手がいない。僕がそうなって、海外の選手が参戦するようにしていきたい」。RIZINの中量級を活性化させていくためにも、勝利は譲れない一戦となる。

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2019年10月3日のニュース