井上拓真「アマのトップクラスと駆け引き楽しめた」 米五輪代表候補と緊迫攻防
ボクシングのWBC世界バンタム級暫定王者・井上拓真(23=大橋)が27日、横浜市内のジムで正規王者ノルディ・ウーバーリ(33=フランス)との王座統一戦(11月7日、さいたまスーパーアリーナ)に向けての練習を公開した。
この日は米国五輪代表候補のジャフェスリー・ラミド(19)と3ランウドのスパーリングと2ラウンドのマススパーを消化。15年全米ジュニアの覇者で3団体統一世界ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)のスパーリング・パートナーも務めるラミドと緊迫した攻防を繰り広げ、「相手がうまい選手なので集中した。アマのトップクラスとの駆け引きを楽しめた」と振り返った。
「花粉症か風邪か分からないけど鼻水がでる」状態ながら動き自体は軽快。ラミドは「タクマの持ち味はとてもアグレッシブなところ。さらにパンチをシャープにすれば、今度の試合も勝てるよ」と太鼓判を押した。
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