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アマ7冠の中野幹 2回KO勝ちでデビューから3連続KO勝利「何で倒したかも覚えていません」と興奮

[ 2019年7月6日 19:22 ]

<フェザー級10回戦>2回KO勝ちでデビュー3連勝、初めてのリング上でのインタビューに笑顔を見せる中野幹士(右)
Photo By スポニチ

 プロボクシングの第586回ダイナミックグローブは6日、東京・後楽園ホールで行われ、アマチュア7冠の中野幹士(23=帝拳)がフェザー級6回戦でアルビン・ユロング(23=フィリピン)を2回KOで下し、デビューから3連続KO勝利を飾った。

 1階級上のスーパーフェザー級でフィリピン10位にランクされる強敵との対戦。「フルラウンド戦うことを覚悟して練習してきた」という。1回はほぼ互角の内容だったが、カルロス・トレーナーから「お前の方がパンチがある。プレッシャーをかけていけ」と送り出された2回、右フック、左ストレート、左フックが立て続けにヒット。ぐらついたユロングにコーナーに追い詰めると、一気に連打で仕留めた。

 「メチャうれしいですね。倒せないと思っていたので…あの場面は一回勝負に行こうと。何で倒したかも覚えていません」と興奮気味に振り返った。

 都立竹台高、東農大でアマ77戦68勝(48RSC)9敗の戦績を誇り、昨年9月にプロテストに合格した帝拳ジムのホープ。カルロス・トレーナーが命名したニックネームは、スペイン語で鉄の拳の意味を持つ「マノス・デ・アセロ」。その鉄の拳でデビュー戦が2回、2戦目は1回、そして3戦目の今回も2回と3戦連続のKO勝ち。中野は「これからも、ずっと勝ち続けてチャンピオンになります」と高らかに宣言した。

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2019年7月6日のニュース